指標で判断する
経済の今後を占う際に、「指標」と呼ばれる数字を、判断材料にすることがあります。 「指標」を辞書で引くと「物事を判断したり評価したりするための目じるし。」とあります。 株の取引などでも「第六感」を頼りに勝負している人もいますが、そういう人は、調子が悪くなった時に、立て直す基準があいまいなので、相場の世界で長生きできない場合が多いようです。
■具体的な指標の例
例えば、経済に欠かせない原油。 原油価格は需要と供給によって決められますが、その代表的な3大原油指標といわれているのが、「WTI」「北海ブレント」「ドバイ」です。 この中で一番影響力が大きいのは、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)です。 WTIはアメリカで産出される高品質な原油で、このWTIが、ニューヨークのマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引され、世界的な原油価格の指標になっています。
■ドバイの不思議
実はドバイは、産油国としてはメジャーな存在ではありません。 というのも、ドバイは石油の埋蔵量が、多くないのです。 周りの地域は、地面を掘れば石油の大産油国ばかりです。そのためドバイは、早くから投資や観光などで外貨を稼ぐ道を模索しました。
最近起こった「ドバイショック」も、石油がドバドバでるならば、それを売って支払えばよかったわけですから、投資立国ゆえの失敗を言えるでしょう。
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